クロウサギのいろは解説 奄美大島で企画展

アマミノクロウサギに関するさまざまな資料を展示した企画展=4日、鹿児島県奄美市名瀬の奄美博物館
鹿児島県・奄美大島の奄美市名瀬にある奄美博物館で4日、奄美群島日本復帰70周年記念企画展「ウサギ展-アマミノクロウサギのいろは」が始まった。クロウサギの剥製や骨格標本、毛皮などを展示。独特な生態や多発するロードキル(交通事故死)などの課題のほか、発見されてからの歩みや、遺跡から出土した骨など歴史的な視点も交えて紹介している。
アマミノクロウサギは奄美大島と徳之島の固有種で国の特別天然記念物。世界自然遺産に登録された両島のシンボル。今年の干支(えと)のウサギにちなんで企画した。
アマミノクロウサギの子育てやふんを利用する昆虫、縄文時代の人々がクロウサギを食べていたことなどをパネルで解説。幕末の地誌「南島雑話」に描かれた「大島兎(おおしまうさぎ)」や、1963年から飼育していた大和村の大和小中学校(当時)の観察日誌なども展示している。
夫婦で訪れた北爪恵さん(60)=千葉県松戸市=は「私もうさぎ年。クロウサギを見たくて旅行に来ました。剥製は意外と小さいですね」と話した。
企画展は4月9日まで。入館料は▽一般310円▽高・大学生150円▽小・中学生100円。問い合わせは電話0997(54)1210奄美博物館へ。
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