全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

ティサージ復元 幻の手巾、45点制作 八重山花織事業協同組合

ティサージの復元に取り組んだ八重山花織事業協同組合の会員ら=2月28日午後、みね屋工房伝統手織工芸館

 八重山花織事業協同組合(高嶺幸子代表理事、会員10人)は花織の原点と言われる「ティサージ」の復元に成功した。高嶺代表理事は「現物もなく技術継承も途絶えていたが、なんとか復元に成功した。商品化とともに後進の育成に努めたい」と話した。県文化振興会の沖縄文化芸術の創造発信支援事業を活用した。

 ティサージ(手巾)は琉球王国時代、海に出る男性へ航海安全など無事を祈って織られたといわれている。

 竹富島や与那国島、読谷、首里などでは今でも織られている。石垣島では人頭税の品目として4万反の生産があったと記録されているが、現在ではその技術継承が途絶え、現物も残っていないという。

 同組合では、残された文献の調査や各産地の視察などを行いながら、高嶺代表理事と会員の大濱憲子さん、慶田城聖子さん、斎藤みよ子さん、長渡登喜子さんが幻のティサージ織技術の復元に取り組んだ。

 みね屋工房伝統手織工芸館では、今回制作したティサージ45点を展示しており、高嶺代表理事は「この機会にティサージ織をぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。

 問い合わせは同館(0980-83-0039)まで。

関連記事

豚丼全国へギフト開発 帯広物産協と会員2社

 帯広物産協会が進める「100年豚丼プロジェクト」が新たな展開を見せている。全国に向け、豚丼の魅力を発信しようと、会員企業と連携し、ギフト用に本格的な豚丼セットを開発した。中元シーズンに合わせ売り...

宇部日報社

プロゴルファー生源寺選手が母校・竜王中で講演 「向上心や探究心を大切に」..

 赤崎小、竜王中出身のプロゴルファー、生源寺龍憲選手(27)が9日、同中で講演した。母校の後輩に当たる児童・生徒224人を前に、中学時代を振り返りながらプロ生活について語り、夢や目標に向かって意欲...

荘内日報社

イガイ「エゲ」「イゲ」はうまい!! 豊富に採れる庄内浜 “夏限定”でないをアピ..

 みそ汁にするとおいしい庄内浜の「イガイ」をアピールする取り組みが始まった。県漁協、県水産研究所、鶴岡市、磯見漁師、飲食店がタッグを組み消費拡大を目指す。  イガイは水深5~7メートルの岩に付...

前向きな心で輝く人生 豊川の岡村さんが闘病経験伝える講演

 悪性リンパ腫や卵巣嚢腫(のうしゅ)破裂などの病気を乗り越えた豊川市の岡村加奈さん(34)が、自身の経験を伝える活動に力を入れている。1月に豊橋市、6月には名古屋市で「ポジティブ思考と言葉で人生が輝...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク