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長野日報社

農家民泊受け入れ再開で インバウンド向け料理教室 長野県伊那市観光協会

外国人にも人気のお好み焼きを独自のアイデアを盛り込みながら作る参加者

 3年ぶりに農家民泊の受け入れを再開した長野県伊那市観光協会は2月28日、受け入れ農家を対象に、インバウンド(訪日外国人旅行)向けの「カンタン映え料理教室」を同市美篶公民館で開いた。市内の登録農家から10人が参加し、互いに情報交換をしながら、海外からのゲストにも喜んでもらえる料理や”映える”盛り付け方について学んだ。

 農家に宿泊し、地域の生活・文化に触れながら、料理作りも体験する農家民泊。同市では2012年に始め、19年度には国内外の約2000人が利用した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で20年3月に休止したが、今年1月中旬、台湾の小学生約40人を受け入れたのを皮切りに再開。7月以降に東京都新宿区の小学生の受け入れが決まっているほか、タイや台湾からの打診もあるという。窓口の市観光協会によると、現在の登録農家は伊那、箕輪、南箕輪、宮田の4市町村・約60軒。

 料理教室は、今後増えると予想される外国人旅行者に対して、心をくすぐるような料理や盛り付け方を考え、アイデアや知識を共有しようと、農家同士の交流会も兼ねて開催。箕輪町長岡の「ロングヒルズエコゲストハウス&カフェ」オーナー、ルーカス尚美さんをアドバイザーに、過去の農家民泊で好評だったお好み焼きとおにぎり、みそ汁を作った。

 野菜たっぷりのお好み焼きは、しっかり火を通すため、生野菜に手を付けない食習慣の人たちにも日本の味として喜ばれるという。この日は具材に豆腐を使うアイデアを披露した人も。通常よりも膨らみが増し、”映える”ボリューム感が出て好評だった。

 コロナ前から農家民泊を受け入れている伊那市御園の御子柴勝久さん(69)は「海外の人との出会いを楽しみながら続けている。今日は民泊を再開する前にいいヒントをもらった。何より3年のブランクがあったので、農家同士の交流が楽しい」と話した。

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