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荘内日報社

願い込めたほのかな明かり 幻想的に照らす 3年ぶり「金峯山雪灯篭まつり」

 鶴岡市青龍寺の金峯神社(佐々木孝善宮司)で27日夜、「第33回金峯山雪灯篭まつり」が3年ぶりに行われた。来場者は灯篭にろうそくをともし、辺りをほのかに照らし出した。

 雪灯篭まつりは翌28日の「山開き祭」の前夜祭。山開き祭に訪れる参拝者のため拝殿までの道を明るく照らそうと、黄金地区の住民からなる金峯山雪灯篭まつり実行委員会(菅原順委員長)が30年以上前からこの時期に名物の雪灯篭を作っている。雪の参道を多くの男女が手を取り合いながら登り、その後結ばれたことから“縁結び祭り”とも呼ばれ、カップルも多く訪れる。今回は同神社中の宮から参道にかけて高さ約2メートルの雪灯篭を100基ほど設置。イベントステージには鶴岡建設(同市泉町)が奉納した高さ約6メートルの大黒様と恵比寿様の大雪像を設け、拝殿前広場には黄金小の3、4年生が竹灯籠やろうそくを飾った高さ2メートルほど雪のオブジェも登場した。

 この日は午後6時の点灯式で幕開け。大勢の参列者が雪灯篭にろうそくをともした。それぞれの願いが込められたほのかな明かりが揺らめき、辺り一帯は幻想的な雰囲気に包まれていた。

 イベントステージでは黄金地区の踊り集団「黄金の舞」がよさこいソーラン、社務所では地元団体が獅子舞、天狗(てんぐ)舞をそれぞれ披露。観客からは大きな拍手が上がった。

 学校の友だちと訪れた和田はなかさん(13)は「友だちとずっと仲良く一緒にいられるよう願いを込めた。縁結びのことは知らなかったので、いつか大切な人ができたらまた来たい」と話していた。

幻想的な光が揺らめく雪のオブジェ

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