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宇宙食開発「シチューで」 6高校が研究経過発表 帯広信金支援

開発中の宇宙食の過程などを説明する帯農高生ら

 帯広信用金庫(高橋常夫理事長)が主催する「地元高校生による十勝の未来づくり応援プロジェクト」の成果発表会が、帯広信用金庫中央支店3階のセミナールームで開かれ、6校が商品開発の過程や完成品の内容などを説明した。

 帯信金が2011年から続ける事業。毎年、学校から応募があったプロジェクトを人材紹介や支援金給付などの形で応援している。22年度は昨年8月に参加証交付式を行い、各校が開発・研究を進めてきた。

 発表会は1日に開催。帯広農業高校は、茂古沼侑良さんと高橋遼明さん(いずれも3年)が代表で、日本甜菜製糖(東京)が開発した十勝産機能性オリゴ糖「DFA3」を配合させた宇宙食の開発について発表。宇宙食として実際に製造したハンバーグが搭載された経験を持つ十勝スロウフード(清水町)などの協力でメニューをクリームシチューに選定し、「レトルトでの商品化を目指し、今後も継続する」などと話した。

 冒頭、帯広信用金庫の八木智専務理事があいさつ。各校の発表のたびに、校長や教頭が感謝の言葉などを述べた。

 他の5校の発表概要は次の通り。

▽上士幌高=地元事業者(トカトカ、十勝養蜂園)と連携したメニュー(ワッサンバーグなど)開発
▽鹿追高=未活用資源のホエイパウダーや規格外ジャガイモなどで地元の飲食店「風景」などと連携したパンやアイスクリームの開発
▽更別農業高=サツマイモを使ったビネガーの製造工程の確立と、バルサミコ酢風調味料の製造実践など
▽幕別清陵高=JA幕別町などと特産ゆり根を使ったシチューのレシピ開発
▽士幌高=地元のJA士幌町や森産業と規格外野菜を使ったけんちん汁などの商品開発

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