
屈足湖で行われたアヴァント(1月)
十勝サウナ協議会(後藤陽介会長)は24~26日の3日間、本場フィンランドのサウナ文化や、アヴァントなど十勝のサウナを体験・発信するイベント「フィンランドサウナフェス in TOKACHI」を開催する。24日は帯広市内の北海道ホテル(西7南19)でサウナと健康などの講演が行われ、25、26日は、新得町の湯宿くったり温泉レイクインで体験イベントが開かれる。
同協議会は、冬の観光振興と健康増進を目指して2020年に設立。加盟施設のサウナをお得に利用できるサウナパスポートの発行や、凍った湖を水風呂として活用する「北海道アヴァント」などの事業を進めてきた。フェスは初めての取り組みで、フィンランド大使館の後援を得て行う。
24日は北海道ホテルで、講演会を開催。1部は医師で日本サウナ学会代表理事の加藤容崇氏が「医学的なサウナの魅力について」と題し講演する。2部では、フィンランドのサウナと幸福度をテーマに、フィンランド大使館職員や、北海道ホテルの林克彦社長らがトークセッションを行う。参加無料。
25、26日は、湯宿くったり温泉レイクインでアヴァントやフィンランド文化を楽しめる体験会を開催。フィンランド料理やモルック(木製のピンに、円柱型の木を投げて倒すフィンランド発祥のスポーツ)の他、凍った屈足湖の氷を円形に切り抜き、メリーゴーラウンドのように回って遊ぶ「アイスカルーセル」も実施。サウナとともに、十勝の冬ならではの取り組みを体験できる。アヴァント体験のみ定員100人、参加費1万5000円。
協議会の櫻井政宏事務局長は「日本では十勝だけのアヴァントや、フィンランド文化など、普段は体験できないものに触れられる機会なのでぜひ来てほしい」とPRする。
現在、各日とも参加者を募集している。講演会とアヴァントは申し込みが必要(アイスカルーセルやフィンランド料理、モルックなどは不要)。詳細、申し込みは協議会ホームページから。
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