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学生が考える豊橋活性化

アイデアを具体的なサービスにするため意見を交わす学生ら=愛知大学豊橋校舎で

 豊橋市内にある3大学の学生を中心にした集中的なグループワーク「まちづくりハッカソン」が10、11の両日、市内で開かれた。市内在住・在学の34人が参加し、豊橋が抱える問題の解決策や活性化するための具体的なアイデアの実現化を目指し、意見を交換した。  愛知、豊橋創造、豊橋技術科学3大学の教員らでつくる豊橋三大学連携まちづくり委員会が、学生らを対象に開催。大学の枠組みを超え、異分野の学生が多様な意見を交わすことで、新しいものを生み出す狙いがある。  昨年に続き2回目の今回は1泊2日の合宿形式で行い、より集中的に語り合い、グループの仲間意識も高めていった。  10日は、学生たちが市役所職員や、とよはし都市型アートイベントseboneの実行委員会役員らから取り組みなどを聞き取った後、6グループに分かれて現地調査した。  2日目は、調査などを踏まえて考え出したアイデアの実現化を、地元企業やIT技術者らの助言を受けながら検討。最後はグループそれぞれで、子育て世代への情報発信力の弱さや、まちなかの情報が市民に周知されていないなどの問題点を、スマートフォンアプリやウェブサービスで解決する策を発表した。  このうち、豊橋駅西側の飲食店街「通称189(わんぱく)通り」に注目したグループは、客席数が少ない店の空席情報を共有するウェブサービスを提案。他にも、地域通貨を用いることなどを考えるグループもあった。  一方で、大学教員からは「実現性を意識しすぎている。学生ならではの観点を注入すると、より面白いものになる」と厳しい意見も出た。  豊橋技科大の小向航平さん(22)は「普段、ネットを使い情報を集めていたが、フィールドワークを通じて、小さな商店が集まる189通りなどを知ることができた」と話した。  今後、学生らは10月の最終報告会に向け、さらに議論を重ねる。外部のアイデアコンテストなどへの出品も予定している。

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