全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

ヘビ触ってみたよ 「普通の生き物」の魅力紹介 徳之島

アカマタを子どもたちに触らせる木元さん=4日、鹿児島県徳之島町

 鹿児島県徳之島の生き物たちをテーマにした講演会が4日、徳之島町役場多目的ホールであった。奄美海洋生物研究会(奄美市名瀬)の調査研究員、木元侑菜さんが講師を務め、希少種ではない生き物に焦点を当てて独特の生態や魅力を紹介。親子連れなど21人が受講し、生きたカエルやヘビに実際に触れ、楽しく学んだ。

 木元さんは環境省の元アクティブレンジャーで、現在も奄美大島、徳之島で研究、講演活動を続けている。講演会のテーマは「普通の生きものの魅力的な世界」。

 木元さんは動物たちのユニークな表情を捉えた写真を紹介しながら各動物について伝えた。さらに、徳之島で捕まえたアマミアカガエル、アマミアオガエル、無毒蛇のアカマタを持参。児童たちは実際に触れて感触を確かめた。

 参加した児童は「マッタブ(アカマタ)の体は意外にぷよぷよしていて面白かった。木元先生のお話を聴いて、生き物はみんな生きるために知恵を絞っているんだなあと感じた」と話した。

 木元さんは「アマミノクロウサギなど希少動物ばかりが目立ちがちだが、身の回りにも面白い生き物は多い。足元の自然に触れ合い親しむことから島の環境を大切にする意識を育んでほしい」と、地元住民の関心の高まりに期待した。

関連記事

宇部日報社

年度替わりでごみ収集繁忙 市環境保全センター、リユースも呼び掛け【宇部】

 新年度を前に、引っ越しに伴い大型の家電や家具を処分する人が多く、宇部市環境保全センターは繁忙期を迎えている。戸別収集の予約は来月下旬まで埋まっている状況。今月は粗大ごみを持ち込む人も増えてい...

豊橋ちくわと豊川いなり寿司が文化庁「100年フード」に認定

 豊橋観光コンベンション協会は、郷土料理「豊橋ちくわ」が文化庁の「100年フード」に認定されたと発表した。今年度は豊川市の「豊川いなり寿司」も選ばれた。東三河では五平餅、お平(ひら)に続く認定とな...

高校合格に満開の笑顔 受験生、友人らと番号確認

 沖縄県立高校の2025年度一般選抜・特色選抜の合格発表が18日午前、県内各校で一斉に行われ、八重山3高校と八重山特別支援学校では合わせて440人が合格した。合格者番号が学校の掲示板に張り出されると、受...

商業地の上昇率県内1位 宮古島25年地価公示 住宅地も高い伸び 全地点で..

 【那覇支社】沖縄総合事務局は18日、2025年地価公示結果(1月1日時点)を発表した。宮古島市では、調査8地点のすべてで上げ幅が前年を上回った。商業地の上昇率平均は17・1%で県内トップ。住宅地は16...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク