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大島紬着用22%、昨年上回る 奄美群島の成人式、笠利は9割

出席者の約9割が大島紬を着た奄美市笠利地区の成人を祝う式典「二十歳のつどい」=3日、鹿児島県奄美市笠利町

 鹿児島県奄美群島12市町村(13地区)で行われた2023年の成人を祝う式典について、本場奄美大島紬協同組合(牧雅彦理事長)は30日までに、出席者の大島紬着用率をまとめた。群島全体の着用率は21・9%で前年比2・9ポイントアップし、13地区中8地区で前年を上回った。21年は新型コロナウイルスの影響で式典が開かれず、着用率が前回を上回ったのは20年以来。奄美市笠利地区が89・4%で最も高く、次いで龍郷町が75・5%。例年通り主産地の奄美大島北部で着用率が高い結果となった。

 調査は13年から紬協組が各市町村に依頼し、まとめて公表している。同年以降の着用率は、増減を繰り返しながら20%前後で推移。男物紬の産地として知られる奄美市笠利地区、「龍郷柄」「秋名バラ」発祥の地である龍郷町をはじめ奄美大島で高く、関連業者や技術者が少ない喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島で低い傾向が続いている。

 23年の成人を祝う式典は2~4日に行われ、出席者総数は931人、うち紬着用者は204人。奄美市名瀬と住用は合同で実施した。 

 紬着用率を市町村・地区別で高い順にみると▽奄美市笠利地区89・4%(前年88・6%)▽龍郷町75・5%(同70・6%)▽同市名瀬・住用合計32・4%(奄美市名瀬同31・2%、住用同55・6%)▽宇検村27・8%(同30・0%)▽大和村14・3%(同26・7%)▽天城町11・1%(同1・4%)▽瀬戸内町9・8%(同11・7%)▽和泊町5・3%(同0%)▽知名町3・9%(同0%)▽徳之島町2・0%(同1・0%)▽与論町1・9%(同1・9%)▽伊仙町1・6%(同0%)。喜界町は紬着用者がいなかった。

 式典出席者47人のうち42人が大島紬を着用した奄美市笠利地区について、同市笠利総合支所の担当者は「特別な着用の呼び掛けはしていない。伝統的に紬従事者が多く、紬への愛着が自然と受け継がれているのではないか」と話した。

 群島全体の紬着用率が前年を上回ったことについて、紬協組の牧理事長は「奄美市と龍郷町が行う紬購入費補助の効果を感じる。中学・高校での着付け体験教室も年々増加傾向。大島紬への関心は高まっている」とし、さらなる着用率アップに期待を寄せた。

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