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尖閣海洋調査終え帰港 中国公船領海侵入、接近も

尖閣諸島周辺の海洋調査を終え、新世丸から下船する中山義隆市長=30日午後8時半ごろ、石垣港J岸壁

 石垣市は尖閣諸島周辺の海洋調査を終え30日夜、石垣港に帰港した。尖閣諸島沖では同日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入。調査団を乗せた日本籍の民間船「新世丸」に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、海警へ領海に出るよう警告した。

 新世丸が午後8時ごろ入港。中山義隆石垣市長や議員らが下船した。中山市長によると、魚釣島の植生を目視で確認。ドローンで同島を上空から撮影した。

 また、センサーを投入して海中の水温や塩分濃度を調べた。1945年7月3日に尖閣諸島近海で、石垣から台湾向けの疎開船2隻が米軍機の銃撃を受けて多数の犠牲者と遭難者を出したことを受け、洋上で慰霊祭も行った。

 中山市長は海警局の船舶について「海上保安庁さんがしっかりガードをしていたので、危険性は感じられなかった」と述べた。

 市の調査は29日に出港。昨年に続いて2回目。上陸はしていない。周辺海域では日本漁船3隻も航行した。

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