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米艦船9年ぶり入港 苫小牧港 補給で、来月3日離岸

在日米海軍のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」(排水トン数9217トン、全長155メートル)が30日午前、苫小牧港・西港に入港した。米艦船の入港は2014年以来9年ぶり。着岸後、苫小牧商工会議所などによる歓迎セレモニーが岸壁で行われた。一方、苫小牧港の軍港化を懸念する市民団体などが港で寄港反対の抗議の声を上げたが、大きな混乱はなかった。

苫小牧港に入港したミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」=30日午前7時35分ごろ

 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されている同艦は同日午前7時30分ごろ、苫小牧港・西港中央北埠頭(ふとう)に接岸した。苫小牧港管理組合が岸壁付近で車両の通行を規制し、警察が周辺の警備に当たった。同艦の乗組員は319人で、入港目的は補給や休養など。2月3日に苫小牧港を離れる。

 午前11時から歓迎セレモニーが行われ、港湾管理者の岩倉博文市長は「日米両国の関係が強まれば」とあいさつ。これを受けて同艦のチャールズ・クーパー艦長は「乗組員一同、苫小牧寄港をうれしく思う」と述べた。

 同艦を巡っては、市が昨年11月に寄港情報を把握した後、非核平和都市条例に基づき、核兵器搭載の有無について外務省と在札幌米国総領事館に照会した。その後、外務省から「核兵器を搭載していないことに政府として疑いを有していない」との回答があり、停泊する岸壁も確保されたことから、市は今月19日に受け入れを表明した。

 市によると、米艦船の入港は、14年2月のミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」(8591トン)と「ジョン・S・マッケイン」(8315トン)以来。記録が残る00年以降では6隻目となった。

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