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多様性、魅力アピール 危機的言語・方言サミット開幕 沖永良部島・知名町

19地域の言語・方言の紹介があった聞き比べ=28日、鹿児島県知名町のあしびの郷・ちな

 2022年度危機的な状況にある言語・方言サミット(奄美大会)・沖永良部(文化庁、県、知名町など主催・共催)は28日、鹿児島県知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなで開幕した。島民や島内外の言語研究者らが参加。基調講演や国内各地の言語・方言聞き比べ、唄や寸劇披露があり、シマムニ(沖永良部島の方言)をはじめ言語・方言の多様性や魅力をアピールし、継承の重要性を考えた。29日まで。

 サミットは2009年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が世界の消滅危機言語を公表したことを受けて15年から始まり、7回目。奄美群島では16年11月の与論町、20年2月の奄美市以来約3年ぶり3回目で、会場には島内外から約160人が来場し、熱心に耳を傾けた。オンラインによる参加もあった。

 沖永良部高校エイサー部のはつらつとした演舞と開会宣言で開幕し、オランダ出身で沖縄県在住の言語学博士ハイス・ファン・デル・ルベ氏がオンラインで基調講演。知名町正名の方言を研究したきっかけや勉強法を紹介し、「危機言語の再活性化に一番重要なことは話せる人を増やすことで、習得しやすい環境をつくることも同じぐらい大事」と強調。

 誰でもできる環境づくりとして、▽沖永良部語(方言)が分かる人に方言で話し掛けることで、方言を勉強したい周囲の人も聞く機会が増える▽方言を勉強したいと思っている人にも、方言で話し掛ける▽勉強中の人の方言がおかしいと思っても批判せず、方言で返事する│などと、積極的な方言の使用を助言した。

 聞き比べでは、初対面のあいさつなど五つの場面を設定。会場とオンライン、事前収録で奄美5島、沖縄5島、東北、アイヌ語など19地域の言語・方言が紹介された。

 後半は個人、団体がそれぞれの言語・方言でスピーチや唄を発表。沖永良部島関係では知名町中央公民館講座「しまむにサロン」が寸劇、音楽バンド・遊弦会せりよさが島唄演奏で来場者を楽しませた。

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