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山形の魅力体感 国内外へ発信 県内在住外国人バスツアー

 県内で働く外国出身の人たちに、山形の魅力を体感して国内外へ発信してもらうための「県内在住外国人やまがた魅力体験・発信バスツアー」の第4弾が21日、酒田、鶴岡両市などで行われた。

 ツアーを通じて本県の魅力を外国人労働者に知ってもらい、SNSなどで発信することでインバウンド拡大につなげようと、県が企画。参加条件は▽県に来て5年以内の外国籍であること▽ツアー内容をSNSなどで発信する▽在留資格が就労可であること―など。今回は計19人が参加した。

 第4弾となる今回は、戸沢村の戸沢藩船番所で舟下りを体験、酒田市の舞娘(まいこ)茶屋 相馬樓」で酒田舞娘の演舞を観覧した後、鶴岡市の羽黒山で山伏による祈祷(きとう)を受ける内容。

 このうち相馬樓では建物の造りを興味津々で見学し、しそ巻きやむきそば、芋がらのみそ汁など郷土料理が並べられた御膳に舌鼓を打った。その後、地方(じかた)の小鈴姐さんの奏でる三味線に合わせ酒田舞娘が「庄内おばこ」「酒田甚句」など披露、参加者は所作の一つ一つの美しさに見入っていた。

 家族でインドから米沢市に移住したという英語教師のシンシェイ・ホウキッブさん(30)は「ツアーの参加は2回目。舞娘さんの動作がとても美しかった。庄内には初めて来たが、とても良い印象を持った。次は家族旅行で来てみたい」と。山辺町在住で山形市の養豚場で働いているリカルド・デアエルイッチさん(30)=アルゼンチン出身=は「とても楽しい経験。酒田は以前来たことがあったが観光ができず風が強いと思っただけだった。今回は舞娘さん、芸妓さんを初めて見ることができてとてもうれしい」と話した。

相馬樓で酒田の料亭文化に触れたツアー参加者

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