スノーシューを履いて冬の霧ケ峰ハイキングを楽しむ参加者
霧ケ峰スキー学校は22日、長野県諏訪市郊外の霧ケ峰スキー場で開いているジュニアスキー教室の参加者の家族を対象に、スノーシューを履いて霧ケ峰を散策するハイキングを同スキー場周辺のコースで行った。約30人が参加し、雪の上を歩きながら一帯の自然や景色を楽しんだ。
同スキー教室は15日から29日までの5日間で、市内をはじめとする諏訪地方の小学生を中心に参加している。ハイキングは保護者らに冬の霧ケ峰の魅力に触れてもらおうと企画。かんじきに似た雪上を歩くためのスノーシューを使ったハイキングは初めてで、市スキー協会指導員の小松信一さん(84)=同市角間新田=が案内した。
同スキー学校を出発し、森の中を歩いて薙鎌神社に向かい、グライダー格納庫を経て学校に戻るコース。小松さんから霧ケ峰の歴史や自然について話を聞き、同神社では教室の子どもたちと合流して諏訪湖やアルプス、富士山などの眺望を満喫した。
小学1年と4年の子どもが教室に参加している松尾ゆき絵さん(48)は初めてのスノーシュー体験といい、「意外と歩きやすい」と笑顔。「いろいろな動物の足跡や景色が見られて楽しい」と話した。
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