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野本さん(道教大3年)優秀賞 釧路地域初の最高賞 茶道エッセイ

  学校での茶道活動を通じて感じたことを自由につづる「第43回学校茶道エッセイ」の学生の部で、最高位の優秀賞を受賞した道教育大釧路校3年の野本萌絵さんが19日、釧路市役所を訪問し、蝦名大也市長に受賞を報告した。(小西靖)

  学校茶道エッセイは、学校で裏千家茶道を学ぶ大学院、大学らを対象とした「学生の部」と高校、中学校を対象とした「生徒の部」がある。学生の部には全国から70点の応募があった。同校の茶道部は11人が在籍しており、このうち部長を務める野本さんを含め7人が応募した。これまでの受賞は佳作が最高で、優秀賞は釧路地域では初めてとなる。

  野本さんは空知管内月形町出身で、高校生の頃から部活で茶道を習っていた。大学では発達教育実践分野特別支援教育研究室に所属し、小学校の教諭を目指している。学校エッセイの課題タイトルは「茶道を通じて得たもの」。茶道を通して広い視野を持って物事を見るという自分自身の課題、コロナ禍でもさまざまな活動をしてきたことなどを書きつづった。受賞発表は昨年12月上旬で、同大釧路校の浅利祐一キャンパス長から賞状が手渡された。

  この日、野本さんは浅利キャンパス長と釧路学校茶道連絡協議会委員長で同校茶道講師の高玉宗穂さんとともに訪れた。野本さんが受賞したエッセイを朗読し披露すると、蝦名市長は「文書の中で音と景色の捉え方が素晴らしく、教養が感じられる」と語った。野本さんは「このような賞をもらい驚いた。エッセイを書くに当たり、先生や周囲の方にさまざまな経験をさせてもらった」と感謝の言葉を述べた。入賞者の作品をまとめたエッセイ集は夏に発行され、茶道部のある各学校へ配布される。

蝦名市長と記念撮影する野本さん(中央)と浅利キャンパス長(左)

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