全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

酒田在住新卒毎年2人以上採用 リモートワークで新商品開発を PLCパートナーズ(本社東京)が発表

 製造業・建設業を中心とした業務コンサルティング、工程・労務管理といった業界に特化したクラウドサービスなどを手掛ける「PLCパートナーズ」(東京都、人見正徳社長)は18日、酒田市役所で会見を開き、2024年度から毎年、市内在住の新卒者2人以上を新規採用すると発表した。採用者は酒田に住み続けながらリモートワークで新商品の開発などに携わる。

 同社は13年4月の創業で、社員は約30人。建設業における人員負荷状況を可視化し、受注・採用計画の構築に向けたサポートを行うクラウドサービス「KENTIC cloud」、企業などの環境活動を促進させるため活動・プロセスの可視化、レポート作成業務の軽減化を図る同「Green Action」を運営している。

 同社によると、都市部におけるIT人材不足は顕著。人材の確保に関して内閣府に相談したところ、政府が昨夏に実施した「夏のデジ田甲子園」で優勝した酒田市を紹介されたという。さらにITについて学ぶ学生が在籍する東北公益文科大学と県立産業技術短期大学校庄内校、テレワークに適した市産業振興まちづくりセンター「サンロク」の存在、本社からのアクセスの良さを加味し進出を決めた。

 会見に臨んだ人見社長は「酒田市は強いポリシーでデジタル変革(DX)を推進している。ここ酒田を拠点に『DX化の地産地消モデル』を構築し、全国に発信したい。地元で何かをやりたい、チャレンジしたいと思っている新卒者を採用したい」と。丸山至市長は「市はDXを推進しており、その矢先の進出に感激している。若者の地元定着を図る上でもありがたい」と述べた。

丸山市長から酒田のシンボル・大獅子の置物を受ける人見社長(右)

関連記事

紀伊民報社

防砂ネットを撤去 橋杭海水浴場

 南紀串本観光協会は27日、和歌山県串本町くじの川の橋杭海水浴場に設置していた防砂ネットを撤去した。海水浴場では4月からビーチハウスの営業が始まり、イベントの開催も計画している。  ネットは、冬...

荘内日報社

鶴岡市・酒田市・庄内町 水道事業を統合 広域水道企業団設立目指す

 鶴岡、酒田、庄内の3市町の水道事業を統合し広域水道企業団の設立を目指す「庄内広域水道事業統合準備協議会」の設立総会が28日、酒田市役所で開かれた。3市町の水道事業を水平統合した企業団による事業を2026...

苫小牧の本田青果店 笑顔で別れ 「朝市」から始まり半世紀超 31日に幕

苫小牧市港町の「海の駅ぷらっとみなと市場」で、前身の公設食品卸売センター時代を含めて長年営業してきた「本田青果店」が31日、閉店する。店主の本田勅子さん(81)は、昭和の中ごろまで苫小牧駅前にあっ...

ばんえい十勝 名馬五頭 引退セレモニー

 ばんえい十勝は19、20の両日、帯広競馬場で今年度限りで引退する5頭の引退セレモニーを開いた。5頭は余生を繁殖馬、種牡馬として過ごす。  引退するのは、ブチオ(牡10、今井茂雅調教師)、ア...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク