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長野日報社

地域福祉考える 信州総文祭ボラ部門プレ大会

カウンセリングセンターを設けた商店を訪れて地域福祉の在り方を考える高校生

来年8月の全国高校総合文化祭「信州総文祭」を前に、ボランティア部門のプレ大会が8、9の両日、県看護大(駒ケ根市)を主会場に開かれている。県内19校から生徒約80人が参加。地域に繰り出し社会福祉やバリアフリー、国際協力などを学ぶ分科会「フィールドワーク」に取り組んでいる。

同部門の本大会は来年8月8~10日に市内で開く計画で、プレ大会は本番に準じた内容で行った。社会福祉についてともに学び、情報を共有することを目的に分科会をメイン活動として実施。宮田村の日本聴導犬協会や同市の駒ケ根青年海外協力隊訓練所に出向き、話を聞くなどしてコースごと調査報告をまとめる。

市内の商店街を調査した分科会は、約70年続くおもちゃ屋が社会との関わり合いが苦手な若者を支援しようと店内に設けた「夢倶楽部しらかば 信州カウンセリングセンター」について学習。心理的な支援を交えながら社会参加や就労に向けた訓練を実施していると説明した副所長の有賀秀樹さんは「引きこもりやニート、過疎化などの地域問題は自分たちの課題でもある」と訴えた。

実際に同センターへ足を運び見学した辰野高校2年の古畑紀亜さん(16)は「商店という枠を超えて社会問題に取り組むのはすごい」と感心しきり。信州総文祭については「他校の取り組みを学ぶ良い機会になる。来年に向けてさらに積極的に関わりたい」と話していた。

9日は分科会の報告会を午後1時から、同大学講堂で開く。講堂ホワイエでは各校の日頃の福祉活動を紹介する展示も行う。入場無料。

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