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展示、舞台で活動成果披露 徳之島で大島地区高校総合文化祭 かごしま総文のPRも

大会イメージソング「にじいろの結晶」を演奏し、かごしま総文をPRする生徒たち=18日、徳之島町文化会館

 第32回大島地区高校総合文化祭(県高校文化連盟主催)が18日、鹿児島県徳之島町の文化会館であった。新型コロナウイルスの影響で第30、31回はリモート開催だったため、対面での実施は3年ぶり。奄美群島内の9校から文化系部活動など30団体計212人が参加し、作品展示や舞台発表で日頃の活動の成果を発揮した。7月に開幕する「2023かごしま総文(第47回全国高校総合文化祭)」の告知も行われた。

 テーマは「紬(つむぐ) 語り継がれるシマの音色をわーちゃの心に」。保護者や学校関係者など約60人が来場した。

 会場ロビーでは絵画や写真、書道などの個性豊かな作品を展示。大島高校茶道部の部員らが茶をたてて生徒や来場者に振る舞った。

 舞台発表は奄美高校郷土芸能部の島唄と八月踊りで開幕。エイサーやダンスパフォーマンス、各校の吹奏楽部による演奏などが続き、活気あふれるステージに会場が盛り上がった。全体合奏もあり、生徒たちは群島各地の仲間たちとの共演を楽しんだ。

 実行委員長を務めた徳之島高校2年の永喜陽菜さん(17)は「各島から集まって一緒に演奏などができて楽しかった。違う環境の生徒たちからいろんな学びを得たので今後の活動に生かしたい」と語った。

 かごしま総文の告知では、大会マスコットキャラクターの「かごまる」と実行委員らが登場し、奄美市が郷土芸能部門の開催地となる同大会をPR。大島高校2年の上原奈々さん(17)が作曲した大会イメージソング「にじいろの結晶」を各校の生徒らが一緒に演奏した。

 上原さんは「全国のみんなが手をつないで歌ったらどんな思いが伝わるんだろうという気持ちを込めて作曲した。鮮やかな島の色が見える演奏に感動した」と笑顔。同大会実行委員の徳之島高校2年、佐多栞那さん(17)は「47都道府県から生徒たちが集まる規模の大きい大会。レベルの高い舞台が見られるのでは」と期待した。

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