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荘内日報社

学び生かしアイデア提供 ブルーベリー農園とパン工房PR 遊佐高

 遊佐町の遊佐高校(佐藤りか校長)3年生のうち地域デザイン、文書デザイン両専攻を選択する16人は本年度、遊佐町内のブルーベリー農園、パン工房を広くPRするため販売促進に向けたポスターやパンフレット、新たなレシピ、パッケージデザインなどを考案。同校で17日、関係者を招いて発表会が行われ、これまでの学びを生かして生徒たちが作り上げた制作物を披露。関係者からは「すぐにも使用したい」といった声も上がった。

 生徒たちは昨年5月以降、ブルーベリー栽培を展開する「いけだ農園」の池田弘一さん(68)=吉出、手作りパン石窯工房「ブーランジェリーNAO」の野里常雅行さん(62)=北目=の協力で授業を展開。同7月に同町白井新田のしらい自然館で行われた学習会の際、生徒たちが「ぜひPRを手伝わせてほしい」と要請したところ、「これまで販売促進に向けたPRやキャンペーンは二の次と考えていた。良いアイデアがあれば歓迎。お願いしたい」と池田さん、野里常さんがともに快諾。生徒たちは農園や工房を見学したり、2人と意見を交わすなどし見聞を広げてきた。

販売促進に向けた制作物を遊佐高生が次々と発表

 この日は池田さん、野里常さんはじめ、これまで3年間でお世話になった地域の人たちを招待。生徒たちは専攻単位でライ麦パンを用いたレシピ、土産用ブルーベリーを入れる容器のパッケージデザイン、販促に向けたポップ、人が行き交う箇所に掲示するポスターなどを発表。特に盛り上がったのが、いけだ農園のイメージキャラクター。いずれもブルーベリーを擬人化しており、優劣付けがたい、その出来栄えに池田さんも頭を悩ませていた。

 発表を聴講した池田さんは「若い感性で創造した作品で、どのアイデアも参考になる。活用を前向きに検討したい」と。生徒一人一人にアドバイスを送った野里常さんは「生徒が考案したポップは実際に使用する。レシピを考案した生徒から工房に来てもらいたい。一緒にパンを焼こう」と呼び掛けた。

 生徒の一人、安藤希祥さんは「自分がワクワクする方向に進んでいけば、結果はおのずと付いてくるということを学んだ」と話した。

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