サビエル高留学生がギャラリートーク 民族衣装で自国を紹介【山陽小野田】

サビエル高(松原秀樹校長)の留学生6人が14日、山陽小野田市中央図書館でギャラリートークを行った。民族衣装を着て、自国の正月について日本語で紹介した。
昨年6月に、ラオス、スリランカ、マレーシア、インドネシア、タイ、モンゴルから来日した女子生徒(17、18歳)が、来館者20人を前に話した。文部科学省の補助事業「アジア高校生架け橋プロジェクト」(5カ年事業の5年目)を活用した。
自国の正月の食べ物や衣装の写真を切り貼りした掲示物の横に立って発表した。マレーシア出身のムハンマド・ボルヘイア・ハブサーさんは、新月にカレーを食べると紹介。「マレーシアのカレーと比べると、日本のは辛くない」と語った。
モンゴル出身のイェスイさんは、相手と頬を寄せ合う正月のあいさつをして見せた。この他にも、インドネシアではパレードが開催され、スリランカでは綱引きをするという伝統に、来館者たちが聞き入っていた。
留学期間は3月まで。留学生たちは「思い出づくりに励みたい」と話していた。
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