全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

恒例「いぶりだし」害虫退治 致道博物館 多層民家

 鶴岡市家中新町の致道博物館にある多層民家・旧渋谷家住宅(国指定重要文化財)で12日、冬恒例の「いぶりだし」が始まった。囲炉裏(いろり)にまきをくべていぶし、かやぶき屋根の害虫を退治する作業を進めている。

 渋谷家は1822(文政5)年に旧朝日村田麦俣に建てられた。貴重な多層民家を保存するため1965年、致道博物館の敷地に移築された。害虫退治のほかに、すすで茅(かや)と垂木を結ぶ縄を丈夫にする効果もあるという。観光客に人気の冬の風物詩として知られる。

 初日は午前9時から、いずれもこの道4年目の太谷淳子さん(67)と工藤喜美さん(67)が囲炉裏の前に座り庭園の剪定(せんてい)で切った木材をくべる作業を始めた。

 太谷さんは「観光客が囲炉裏の前に一緒に座ってよく話をするが、特に年配の人は『懐かしいね』『幼少の頃を思い出す』と喜んでくれる。自分自身も穏やかな時間が流れ、心が洗われるというか、とても癒やされる」と話していた。

 「いぶりだし」は3月上旬まで。毎週木曜日と日曜日に行われる。時間は午前9時から午後3時。

一気に炎が立ち上る

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク