
チーズを試食する来場者
道産牛乳と乳製品を集めた「ミルク&ナチュラルチーズフェア2023」が12日、藤丸7階催事場で始まった。十勝をはじめ全道各地の牛乳やチーズ、ヨーグルトなどが並び、目当ての品を求める客でにぎわっている。16日まで。
牛乳や乳製品の消費拡大を目的に、北海道牛乳普及協会とホクレンが主催して35回目になる。十勝管内の17工房・社をはじめ59工房・社が出店。600点余りの商品が並んだ。コロナの感染対策をしながら、3年ぶりに試食やステージイベントも再開した。
市内の会社員岩本幸輔さん(37)は「子どもが牛乳と乳製品をよく飲んで食べるので」と飲むヨーグルトを購入。毎年訪れている釧路市の会社員石澤美江さん(42)は「これだけの工房がそろい、生産者の顔も見られるので楽しみ。消費が落ち込んでいるので少しでも貢献できればいい」と話していた。
開会セレモニーで同協会の西川寛稔会長(ホクレン副会長)は「令和の酪農危機という状況にある。牛乳・乳製品の魅力やおいしさを消費者に伝え、酪農への理解と消費拡大に協力をお願いしたい」とあいさつした。藤丸の閉店により同会場は最後になるが、来年以降も帯広での開催を検討している。
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