障害乗り越え8人門出 苫小牧 成人をともによろこぶ会
成人の日の9日、障害がある若者の門出を祝う「成人をともによろこぶ会」が苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で開かれた。男女7人が出席し、家族らの祝福を受けた。

斉藤会長(左)の祝いの言葉に耳を傾ける出席者
障害者が気軽に出席できる成人の会として、NPO法人市手をつなぐ育成会が企画。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2022年は中止となり、今回は昨年度中に20歳となった人も対象とした。
同会の斉藤フミ子会長は「これから大変なことがあるかもしれないが楽しいことをいっぱい見つけ、友人を支えられるような人になって」と激励し、一人ひとりに成人証書を授与。来賓の岩倉博文市長も「人生の節目から力強い一歩を踏み出して」と祝いの言葉を贈った。
出席者を代表し、藤田百花さん(20)が「私たちは大人になりましたが、褒められることが大好きです。これからも頑張りますので、温かい目で見守ってください」とあいさつ。家族への感謝を込めた花束贈呈も行われ、会場は感動に包まれた。
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