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北羽新報社

八峰町長選、元県職員の堀内氏が無投票で初当選

無投票での初当選が決まり、妻の聖子さんとだるまの墨入れを行う堀内氏

 森田新一郎前町長(先月10日死去)の辞職に伴う八峰町長選は4日告示され、元県職員で新人の堀内満也氏(46)=八森字浜田=以外に立候補の届け出はなく、無投票で初当選を決めた。堀内氏は、町の人口減少を最重要課題に施策に取り組み、「町民が安心して暮らせる町づくり」を進めたいと訴えた。町長選の無投票当選は平成26年から4回連続。

 病気療養中だった森田氏は公務復帰のめどが立たないとして、昨年11月22日に辞職願(12月12日付)を提出。これを受け、町長選が年明け早々に行われることが急きょ決まった。
 告示のこの日、堀内氏の陣営は、立候補の届け出を済ませた後、午前9時から峰浜目名潟字下谷地の選挙事務所前で出陣式を行った。吹雪の中、約60人の支持者が集まり、後援会の堀内求会長が「最後まで分からないのが選挙。心を引き締めてゴールに向かい、全力疾走しなければならない」とあいさつした。
 続いて、第一声のマイクを握った堀内氏は「人口減少という大きな課題に正面から向き合う」と力を込め、町の基幹産業である農林漁業の発展、女性が活躍できる環境づくり、洋上風力発電の推進による地域活性化などに意欲を見せ、「町民が安心して暮らせる町づくりを目指し、町勢発展に向けてしっかり丁寧に進めていきたい」と訴えた。
 「ガンバロー三唱」で拳を突き上げて気勢を上げた後、堀内氏は支持者ら1人ひとりとグータッチを交わし、選挙カーに乗り込んで遊説に出発した。午前は八森地域、午後は峰浜地域を中心に回り、有権者が出迎えると選挙カーを降りてグータッチを求め、支持を訴えた。
 午後5時で立候補の届け出が締め切られ、堀内氏以外に届け出はなく、無投票での初当選が決まった。
 町長選の無投票当選は、初代町長の加藤和夫氏が3選を決めた平成26年、森田氏が初当選した30年、再選を決めた令和4年に次ぐ4回連続となった。

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