全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

幸せと健康 平和へ願い込め 鶴岡・善寳寺 恒例「餅つき」

 鶴岡市下川の善寳寺(水口道雄住職)で29日、年末恒例の餅つきが行われた。今春、第43世住職に就任した水口住職(75)と僧侶が読経の中、新年が良い年になるよう願いを込め、きねを振るった。

 正式には「餅つき諷経(ふぎん)」と呼び、お供え用の餅をつく行事。一般に29日の餅つきは「苦持ちになる」などと避けられるが、同寺では「福」に通じるとして毎年この日に行っている。

 この日は僧侶約20人が参列。午後1時から本堂脇の祭壇に向かい「般若心経」を唱えた。その後、災いをなくす「消災妙吉祥陀羅尼(しょうさいみょうきちじょうだらに)」、歳神をたたえる「南無当年星本命元辰(なむとうねんじょうほんみょうがんしん)」が朗々と響く中、水口住職を皮切りに僧侶たちが交代で長さ約1メートルのきねで5升分の餅をついた。大みそかまでに丸餅にして寺院内に供える。

 水口住職は「住職として初めての餅つき。皆さんの幸せと健康、災害のない平和な世界へと願いを込めた」と話した。

 31日は午後4時から除夜の鐘を突く先着108人(一打200円)を受け付け、同10時半から鐘を突く。元旦は午前0時から元朝祈祷、同7時から午後4時まで1時間おき、2、3日は午前8時から午後4時まで1時間おきにそれぞれ一般祈祷を行う。4日以降は2時間おきとなる。

餅つきを行う水口住職(右)=29日

関連記事

紀伊民報社

南部高がグルメ甲子園優勝 UME―1フェスタ

 梅の里・和歌山県みなべ町をPRする、年に一度の祭典「UMEー1(ウメワン)フェスタin梅の里みなべ」(町など主催)が9日、同町東本庄の町保健福祉センター駐車場を主会場に開かれた。目玉イベントで...

スマイルJ 五輪切符獲得を祝福  苫小牧市役所に横断幕

 苫小牧市は10日、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪出場を決めた女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」を祝福する横断幕を市役所ロビーの吹き抜け2階部分に掲げた。今月末まで設置予定。 ...

荘内日報社

庄内砂丘産アサツキPR 12―18日 東京・銀座でフェア初開催

 庄内砂丘特産のアサツキをPRしようと「食の都庄内」ブランド戦略会議と「庄内まるごと届け隊」推進協議会は、東京・銀座で初の「あさつきフェア」を開く。期間は12日から18日までの1週間。銀座の飲食店に旬の...

帯広・いただきますカンパニー 道産業貢献賞 農業・農村振興功労者

 農村ツアーや食育事業を展開する「いただきますカンパニー」(帯広市、井田芙美子社長)が、今年度の北海道産業貢献賞(農業・農村振興功労者)を受賞した。農業と消費者の距離を縮めようと活動し13年、メイ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク