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北羽新報社

大雨被害から復旧 JR五能線「リゾートしらかみ」全線運転再開

「リゾートしらかみ」の到着に合わせ、観光関係者が出迎えた(JR能代駅で)

 8月の大雨被害で本県での運転を取りやめていたJR五能線の観光列車「リゾートしらかみ」が24日、全線で運転を再開した。沿線の停車駅では自治体や観光関係者が手作りの横断幕を掲げるなどしてお出迎え。これからも観光で多くの人が訪れることを願いながら、乗客に記念品をプレゼントした。
 五能線は8月中旬までの大雨で、路盤流出や土砂流入、橋りょうの損壊といった被害を受け、岩館駅─鯵ケ沢駅(青森県)間で運転を見合わせた。復旧工事を進め、今月9日に岩館駅─深浦駅間、23日には残りの深浦駅─鯵ケ沢駅間がそれぞれ再開、全線が再びつながった。
 リゾートしらかみは五能線の被災を受け、全線(秋田駅─青森駅間)で運休したが、10月には鯵ケ沢駅─青森駅間で再開、1日1往復運行されていた。
 約4カ月ぶりに全線で運転再開したこの日、沿線各地の停車駅ではJR秋田支社や自治体、観光関係者らが列車を出迎えた。
 能代市元町の能代駅では、同駅や市観光振興課、能代観光協会、八峰町観光協会の職員ら10人余りがホームで、「おかえりリゾートしらかみ」と書かれた横断幕を掲げ、青森行きの1号(橅編成)をお出迎え。両協会の職員はホームや列車内にいる乗客に、能代七夕「天空の不夜城」をデザインしたマスク、ラベンダーの香り袋などの記念品を配り、能代山本地域の魅力をアピールした。
 能代観光協会の小林勝幸事務局長は「約4カ月ぶりにリゾートしらかみが再開してくれてうれしい限り。年末年始にかけて、列車に乗って多くの観光客が能代山本を訪れてくれたら」と願いを込めた。
 同支社では、来年2月末までSNS(インターネット交流サイト)と連携したキャンペーンを展開。公式ツイッターアカウント「AKITA RAIL TRIP」をフォローした上で、五能線沿線の風景や列車などの写真と一緒に「#五能線復活」を付けて投稿すると抽選で200人にオリジナルグッズが贈られる。

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