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北羽新報社

秋田白神食品の「おかずがっこ甘口」 ごはんの友選手権グランプリに

「おかずがっこ甘口」をつくる秋田白神食品の荒谷代表取締役

 本県産米に合うおかずを決める「ごはんの友選手権」のグランプリに、三種町大口の秋田白神食品の「おかずがっこ甘口」が選ばれた。ダイコンの栽培から加工まで自社で手掛けており、荒谷要伸代表取締役は「地元で収穫される食材を生かして商品を作っている。多くの人に味わってもらいたい」と話す。
 ごはんの友選手権は、県ごはん食推進会議(事務局・県農林水産部農業経済課)が県産米の消費拡大を推進しようと平成28年度から実施。県内で製造・販売されている商品を対象としている。
 県農業経済課によると、6回目を数えた今年度は県内12事業者から19商品が出品。推進会議関係者で5点を選んだ後、審査員として公募した県民50人に試食してもらい、グランプリ1点、準グランプリ4点を選出した。審査では味とパッケージ、値段を評価項目とし、点数化した。
 ごぼう茶、いぶりがっこなどを製造している秋田白神食品は今回が初出品。グランプリに輝いた「おかずがっこ甘口」は7年ほど前に売り出し、同社の定番商品となっている。
 細かく乱切りしたいぶりがっこに、甘じょっぱい特製たれが染み込み、ご飯が進む一品だ。県農業経済課によると、いぶりがっこを使った商品がグランプリに選ばれるのは初めて。
 荒谷代表取締役は「おかずがっこはいぶりがっこの進化形と言える。ご飯に合わせるだけでなく、お茶漬けのようにしたり、チャーハンの具材にしたりとアレンジを広げられる。お酒とも合う」と話す。
 同社はダイコンを8㌶で栽培し、年間の収穫量は50万本超。荒谷代表取締役は「地産地消を大切にし、地元で育てた食材で商品を作っている。おかずがっこのような商品を県内の多くの消費者に知ってもらい、県外への情報発信など生産者と一緒に盛り上げてほしい」とも語る。
 おかずがっこ甘口は150㌘入りで税込み330円。甘辛もある。スーパーマーケットや道の駅などで販売している。

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