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北羽新報社

冬の味覚・ハタハタ寿司の漬け込み作業盛ん

冬ならではの味覚・ハタハタ寿司。正月の食卓に間に合うようにと漬け込み作業を急ぐ(八峰町八森で)

 寒風に乗ってハタハタ漁の便りが届くようになると、待ち遠しくなるのがハタハタ寿司(ずし)。県漁協北部支所女性部「ひより会」(藤田はるみ会長)は、何とか正月の食卓に間に合わせようと八峰町八森字横間の加工所で漬け込み作業を急いでいる。
 ハタハタは頭や内臓を取り除いた後、一昼夜塩漬け。よく水洗いし、さらに一昼夜酢に漬ける。ご飯に少なめの砂糖やみりん、酒を混ぜて冷まし、ニンジンとショウガは千切りに。下準備が整うと、樽(たる)にご飯を敷いてニンジンとショウガを散らし、ハタハタを隙間なく並べる。この作業を繰り返して、しっかりと重しをする。
 沖合漁のハタハタを約200㌔確保。「頭を落とすと半分くらいになってしまう」と言うが、ブリコ(卵塊)を抱えた大ぶりな雌が多く、立派な一匹寿司に仕上がりそう。樽一つにハタハタ15㌔の見当で、九つ分を漬ける予定だが、常連客や予約の注文だけで「完売」状態という。
 藤田会長は「伝統的なハタハタ寿司を皆さんに、特に若い人たちに食べてもらいたい」と話し、海の町の食文化継承を願っていた。

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