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「八代亜紀絵画展」開幕 信州高遠美術館

超現実主義の油絵が並ぶ八代亜紀絵画展=信州高遠美術館

 伊那市高遠町の信州高遠美術館で8日、画家としても活躍する歌手八代亜紀さんが描いた作品を飾った「八代亜紀絵画展~アートの世界」が開幕した。リアリズムを追求する超現実主義の技法で描かれた人物・動物画や風景画、宗教画の油絵など126点を展示している。5月20日まで。

 絵画展は伊那市、同市教育委員会、同美術館が主催し、長野日報社などが後援。八代さんは歌手活動の傍ら、父親の影響を受けて絵を描き始め、1998年に第24回ドイツ・オランダ・ベルギー美術賞展で初入選。フランス画壇の登竜門「ル・サロン」展でも5年連続入賞を果たし、永久会員になっている。国内各地でも個展を開いている。

 今展ではル・サロン展入選作品をはじめ、テレビの演歌番組に使われた「雨の慕情」などの自画像やルーベンスの有名絵画・キリスト降架を画面内に取り入れた「フランダースの猫」などの宗教画が並ぶ。動物を題材に選ぶことも多く、猫のさまざまな動きを描いた「群猫図」は見た人の笑顔を誘う。絵本「みんな、こどもだった」に使用した原画の水彩画もある。

 オープニング式典で白鳥孝伊那市長は「八代さんの絵画展を伊那で開くのが夢だった。高遠の桜と八代さんの感性豊かで繊細な筆致を多くの人に楽しんでほしい」とあいさつした。

 開館時間は午前9時~午後5時(最終入館は4時30分まで)。一般800円、小中学生250円。5月8、15日は休館。今月30日には八代さんが来館し、午前11時と午後2時の2回、サイン会(指定書籍購入者の各回先着50人、入館料が必要)を開く。問い合わせは同館(電話0265・94・3666)へ。

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