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北羽新報社

能代ミュージカル「いのちが芽吹く街」 2月上演へ顔合わせ

能代ミュージカル制作委員会が顔合わせと台本の読み合わせを実施

 NPO法人能代市芸術文化協会(池田貴美子会長)の能代ミュージカル制作委員会(庄司絋八委員長)は4日、能代ミュージカル第40回「いのちが芽吹く街」(来年2月26日・市文化会館大ホール)の上演に向け、市中央公民館で顔合わせと台本の読み合わせを行った。参加者は演出家の指導を受けながら、登場人物の心情などを意識してせりふを読み上げていた。
 能代ミュージカルは昭和55年9月、同館の完成を記念してスタート。地域の歴史や文化を題材とし、キャストや脚本、音楽、振り付けなどを住民有志が手掛けるミュージカルとして多くの人に親しまれている。第40回は同館の40周年事業として2年度に上演する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期を重ねてきた。
 今回は昭和24年と同31年の能代の大火が題材で、2度の大火に見舞われながらも災害に負けずに復興に尽力し、たくましく生きていく市民らの姿を描く。自然災害が多発していることを受け、災害への日頃の備えの大切さを伝えるとともに、大火の記憶、教訓を次世代に伝えることをテーマとしている。
 この日は約30人が参加。あいさつに立った池田会長は「本番に向けて気持ちを一つにし、市民の皆さんに喜んでもらえるミュージカルを作って行くことができれば」、庄司委員長は「皆さんと楽しく練習できるような雰囲気づくりができればと思っている。よろしくお願いする」と述べた。
 また、これまで指導に当たり、昨年10月に亡くなった劇団わらび座座友の故・近藤真行さんの後を継ぎ、今後の指導を担当する劇団わらび座の演出・脚本家の栗城宏さんは「よそ者なので皆さんの100分の1も能代のことを分かっていないが、いろいろと教えていただきながら、いい作品にしたい」と述べた。
 参加者1人ひとりが自己紹介をしたり、歌を披露したりした後、栗城さんから指導を受けながら台本の読み合わせを行った。参加者は割り振られた配役の心情を意識しながら、感情を込めてせりふを読み上げた。高校生らも参加しており、栗城さんは役に成り切るためには歴史を学ぶことも大切だとして「大火のことを知っている人に話を聞いてみるといいと思う」とアドバイスしていた。
 今後は公演に向けて週末を中心に稽古に取り組む予定。キャストやスタッフは随時募集しており、申し込み、問い合わせは市芸術文化協会事務局(☎0185・54・9298)へ。

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