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北羽新報社

ハタハタ接岸に期待 沖合でまとまった水揚げ 八峰町

徐々にまとまった量が取れてきた沖合ハタハタ漁。八峰町の岩館漁港では3日に約1・8㌧を水揚げ

 県漁協北部支所管内の底引き網船による沖合ハタハタ漁は、ようやくまとまった量が水揚げされるようになってきた。八峰町の八森、岩館両漁港で11月までに8・1㌧が取れ、記録的な不漁だった昨年同期の1・6㌧を大幅に上回る。今月3日は岩館で約1・8㌧の水揚げがあり、関係者からは今後の季節(沿岸)ハタハタの接岸に期待する声が聞かれる。

 沖合底引き網漁は9月に解禁。同支所によると、沖合ハタハタは9月に約25㌔が揚がり、10月は約850㌔だった。
 11月は20日までに約550㌔と低調だったが、23日に岩館漁港で今季初めて1㌧が取れ、28日は岩館で2・7㌧、八森で1・1㌧が揚がり、8日間の出漁で計7・2㌧。11月までの3カ月間では8・1㌧に上り、昨年同期の1・6㌧を6・5㌧上回る。
 今月3日は、11月28日以来5日ぶりに出漁した底引き網船があり、岩館漁港で約1・8㌧が揚がった。船長の30代男性は「ハタハタは確実にいるが、漁に出られない日が続いてもどかしい。きょうもしけ気味だったが無理して出た。船を出せばハタハタは取れるが、5日までまた出られなそうだ」と話し、やきもきした表情を浮かべた。
 一方、同支所は11月下旬からまとまった量が揚がっていることに加え、沿岸漁は3日に八森漁港で約50匹が網に掛かっていたといい、「接岸の兆しが見えてきたと思いたい」と今後の接岸に期待を込める。
 県水産振興センターは、今年の季節ハタハタ漁で、県内いずれかの漁港で初めて競りが行われる「初漁日」を12月4日の前後3日間と予測している。昨年の初漁日も12月4日だった。
 岩館漁港で操業する漁師の男性は「3日の表面水温は16度でまだ高めだった。あと2、3度下がれば押し寄せてきそうだ」と語り、別の漁師の男性も「初漁日の予測より遅れるだろうが、接岸は近づいている」と話した。

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