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自動運転バス完全無人化目指し 上士幌町が定期運行 道内初

自動運転バスの前に並ぶ竹中町長(左)と佐治社長

 上士幌町は、高齢社会での町民の移動手段の確保や運行コストの軽減などを見据え、自動運転レベル4(完全無人化)の実用化を目指し、12月1日から道内初となる自動運転バスの定期運行を始める。

 昨年12月に降雪や路面凍結時にテストし、大粒の湿った雪が降った場合を除き、冬場も走行できることを確認した。町は2017年から福祉バスのデマンド化による利用促進や商品配送への活用、物流業者による貨客混載などに取り組んできた。

 電気自動運転バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」(8人乗り)は仏製。車体は熱気球や十勝平野、牧草ロールなどをイメージした鮮やかな色合い。ライダーセンサーを搭載し、周囲の状況や車の位置を検知しながら走る。オペレーターが1人同乗する。

 最高時速は約20キロ。町交通ターミナルを拠点に町スポーツセンターやカミシホロホテル、道の駅かみしほろなどを回る約3・5キロ(約30分弱)を走行する。12月は週2日、来年1~2月は週4日、それぞれ1日4便で、今年度は乗車無料。

 30日午前9時から町山村開発センターで開かれたセレモニーでは、バスの運行管理に協力するソフトバンク子会社「BOLDLY(ボードリー)」(東京、佐治友基社長)や町の関係者ら約40人が参加した。

 試乗した竹中貢町長は「新しいモビリティーで環境を整え、都市と地方の格差をなくしたい。お年寄りにとっても安心して暮らしに役立つ『足』になれば」と期待を込めた。

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