季節ハタハタ初漁は来月4日ごろ 秋田県水産振興センター予測

県が沿岸漁の初漁日の予測を示した会議(秋田市内で)
県水産振興センターは29日、今年の季節(沿岸)ハタハタの初漁日を12月4日の前後3日間とする予測を明らかにした。県内の漁協や県などで構成する県ハタハタ資源対策協議会が同日、秋田市内で開いた会議で発表。昨年の沿岸漁は、能代山本を含む県北に水揚げが集中した。今年の沖合漁の状況などを踏まえ、同センターは「昨年同様、漁場形成が偏る可能性がある」との見方を示した。
沿岸漁は産卵のため接岸するハタハタを水揚げする。能代山本を管轄する県漁協北部支所では今月25日に解禁している。初漁日は、県内いずれかの漁港で初めて競りが行われた日。昨年は11月28日の前後3日間と予測し、実際の初漁日は12月4日だった。
今年の初漁日は、メスのブリコ(卵塊)の成熟度合いと過去の状況などから12月4日の前後3日間と予測。ハタハタは海水温が低下してから接岸するが、県調査船の観測で海水温は上昇傾向にあり、同センターは接岸時期が遅れる可能性があるとも指摘した。
昨年漁期のハタハタの水揚げ量は、沖合と沿岸合わせて304㌧(沖合199㌧、沿岸105㌧)と禁漁明けの平成7年以降で3番目に少ない記録的な不漁だった。今年も沖合漁の水揚げは現時点で、全県的に不調となっている。同センターは「県の調査では、昨年ほど少なくはないという感触だが、水揚げ量の見通しは、引き続き厳しい」とみている。
また、昨年は沿岸漁の水揚げの約7割が能代山本の漁港を含む県北部に集中し、漁場形成の偏りが顕著だった。同センターによると、今年の沖合漁は今月28日、岩館漁港など県北で比較的まとまった水揚げが確認されたという。沖合漁の状況は沿岸漁にも影響するとみられ、昨年と同様に県北部へ水揚げ量が偏る可能性があるとの見方を示した。
県ハタハタ資源対策協議会が決めた今年漁期の資源管理では、漁獲量の上限(枠)を決めず、漁港ごとに水揚げ日数に上限を設けている。沿岸漁は岩館、八森、能代の3漁港とも12日間。沖合漁は22日間としている。同センターは、こうした資源管理を行うことで、今後の水揚げ漁を200㌧ほどで維持できると推計している。
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