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講習生のブーを展示 織り上げた八重山上布も 市織物事業協同組合

成果展では講習生15人が績んだブーとそれで織られた上布が展示された=23日午前、石垣市伝統工芸館

 石垣市織物事業協同組合(平良佳子理事長・64人)は23日、昨年度に実施したブー績み講習の成果展を石垣市伝統工芸館で開き、八重山上布に使われる麻糸ブーの質感やそこから織りなされる上布の趣などを紹介した。

 同組合では毎年1月から3月までの3カ月間、同館で「ブー績み講習」を実施しており、伝統工芸の技術継承と普及を図っている。今回の展示会は昨年度の講習生15人が績んだブーとそれを使って織られた上布が展示された。

 ブーはカラムシ(苧麻)の茎の中から繊維となる部分を切り出して干し、手で裂いて績んでいく一連の工程を経てできあがる。指導を担当した同組合の志村久美さんによると、1反につき300から400㌘必要になるが、3カ月間の講習でわずか40㌘ほどしかできないという。

 志村さんは「参加者は皆手先が細かく、出来栄えが良い。績んだブーを広く見せていくことは伝統継承において大事なこと」と笑顔を見せた。

 同組合は今年度も来年1月10日から3月10日まで講習を開催する予定。平良理事長は「まずはブー績みを見た、触れたことがある人を増やして、次世代へとつなげていきたい」と語った。

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