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北羽新報社

白神ねぎ、豚なんこつカレーに 「天空の能代まんぷく給食」好評

ネギのとろりとした食感や甘さとカレーは子どもたちに大人気

 能代市内の小中学校で22日、「天空の能代まんぷく給食」が提供された。児童生徒たちは、地元特産の白神ねぎやB級グルメで知られる豚なんこつを使ったカレーに舌鼓を打ち、ふるさとの食材などに理解を深めた。
 この日の給食は、地域の食材を知り、味わってもらおうと計画した。4人の栄養教諭が試行錯誤を重ねた献立は、白神ねぎと豚なんこつのほか、能代産の大豆、県産エダマメ、リンゴを食材に使った「白神ねぎらい豚なんこつカレー」。「勤労感謝の日」にちなみ、白神ねぎを贈ってねぎらいの気持ちを表現しようと市が23日を「能代ねぎらいの日」に制定していることに合わせて考案した。
 カレーライスはいつも子どもたちに大人気のメニュー。二ツ井小(安部芳幸校長)では、子どもたちが「きょうはネギのカレーなんだよ」「カレーにネギは初めて」と話したりしながら「いただきます」と声をそろえて給食を食べ、おいしそうにスプーンを口に運んでいた。
 また、子どもに人気のアニメ「宇宙なんちゃらこてつくん」にちなんだ「こてつくん☆サラダ」も提供。育ち盛りの子どもに欠かせない「てつ(鉄)」分が豊富なひじき、ホウレンソウ、星形のチーズで宇宙をイメージし、おいしくて栄養バランスが取れた料理に子どもたちも満足そうだった。
 3年生の富川みなみさんは、社会の時間に能代がネギの大産地になってきていることを学んだといい、この日のカレーライスは「ネギがとろとろしていて甘くて、おいしい」と話していた。
 給食の時間では、メニュー考案者の栄養教諭が自らネギ生産者「轟ネオファーム」に足を運び調べた白神ねぎの特徴を資料にまとめて配布。品質、太さ、長さなど厳しい基準を設定していることや、日本一のネギ産地を目指していることなどを伝え、子どもたちも能代が全国的に知られるような産地になってきていることなどを改めて学んでいた。

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