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北羽新報社

学校農園のサツマイモふんだん 三種町浜口小のパン、マフィン好評

三種町浜口小の児童がパンなどを販売

 三種町浜口小(大山正道校長)の児童が16日、地元のパン・菓子製造販売業者の協力を得て開発したパンとマフィンを同町浜田の八竜ショッピングセンター・ポポロで販売した。学校農園で栽培したサツマイモをふんだんに使った商品で、地域住民や保護者が買い求めた。21日も同所で数量限定で販売する。
 同校は勤労生産活動として30年以上前から学校農園でサツマイモを栽培しており、秋の収穫後に農産物直売施設などで販売。昨年度からは児童の発想を生かした商品開発にも取り組んでいる。
 今年度も4~6年生約40人が9月以降、ポポロ内にあるパン・菓子製造販売「メルシィ」の協力を得て、試食をしたり、商品名を考えたりと準備を進め、サツマイモのクリームや角切り、あんが入ったクリームパン、マフィン、あんぱんを完成させた。
 16日はクリームパン130個、マフィン100個を用意。午前11時の販売開始に合わせ、20人以上が行列を成し、次々に買い求めた。この日は4、6年生約20人が販売を担当し、店内で「いらっしゃいませ」「おいしいですよ」などと売り込んだり、会計をしたりした。約30分で完売すると、児童たちは万歳をして喜びを分かち合った。
 4年生の金子咲月さんは「みんなが食べやすいものを作ろうと考え、メルシィさんがおいしい商品を作ってくれた。行列がうれしかった」と笑顔を見せた。
 メルシィの荒谷義光さん(47)は「新型コロナウイルス感染症の影響でイベントなどが減り、残念な思いをしている子どもも多いと思う。商品開発は子どもたちにとって良い経験になったのではないか。私も勉強になった」と話した。
 21日は5年生が担当して午前11時からあんぱんとマフィンを販売する。商品は1個150円(税込み)。

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