客室乗務員と高校生が共演し、空港利用者を魅了

　AIRDO(エア・ドゥ)の客室乗務員と札幌国際情報高校吹奏楽部による、踊る吹奏楽「ダンプレ」の公演が10日、新千歳空港国内線ターミナルビル2階センタープラザで行われた。若さと華やかさが融合したパフォーマンスに、多くの空港利用者が拍手を送った。

　ダンプレはステップや上半身の動きなど、振り付けを取り入れた吹奏楽演奏で、北海道から全国に広まった。ダンプレが盛んな同校と、エア・ドゥスタッフの共演は昨年11月に初めて実現。

　今回は「スカイ＆オータムドリームフェスタ2017in新千歳空港」(新千歳空港利用者利便向上協議会主催)の趣向とした。

　公演には客室乗務員と高校生総勢約80人が参加。「恋するフォーチュンクッキー」や「勝手にシンドバッド」など有名な4曲を出演3回で演奏。リズミカルなダンスと楽器の響きをマッチさせ、訪れた人たちを魅了した。

　公演後、同部主将の宇佐見伊吹さん(16)は「お客さんの手拍子がうれしかった。頑張って練習したかいもあり、大成功だったと思う」と興奮が冷めない様子。

　客室乗務員の新矢理恵さん(31)は「全員が同じ気持ちで演奏できた。社内でもダンプレ仲間を増やしていきたい」と話していた。