うべ・未来共創プラットフォーム設立 まちづくりに産官学金から意見【宇部】
宇部市や山口大、山口銀行などは14日、地方公共団体、大学、金融機関が一体となって恒常的な議論の場を構築し、地域課題の解決や人材育成を図る「うべ・未来共創プラットフォーム」(会長・篠﨑圭二市長)を設立した。市役所で第1回共創推進会議が開かれ、中心市街地の活性化などについての課題を共有し、新たなまちづくりの可能性を模索した。
会議には篠﨑市長、山口大の谷澤幸生学長、宇部フロンティア大の長坂祐二学長、宇部高専の山川昌男校長、宇部商工会議所の杉下秀幸会頭、山口銀行宇部支店の中嶋羊治支店長の6人が出席。篠﨑市長は市民意識調査から見えた市の現状と課題を示しながら、共創の重要性を語り「誰かが創る宇部ではなく、みんなで創る宇部に」と呼び掛けた。
中心市街地の活性化、健康寿命の延伸、学生の市内就職・定住などをテーマに、産官学金それぞれの立場から意見交換。市内企業の魅力発見と発信、学生たちの力を活用したにぎわいづくり、観光資源活用の仕組みづくりなどのアイデアを出し合い、実現に向けて議論を交わした。
今後、運営企画会議を立ち上げ、共創プロジェクトの企画検討を進めるとともに既存事業との連携も図っていく。篠﨑市長は「変化し多様化する社会情勢に行政だけで対処するには限界があり、皆さんの力を借りながら社会課題の解決に当たっていく。今回出た課題や意見を整理しプラットフォームづくりを進める中で、新しい宇部の可能性や施策の方向性が見えてくるのでは」と期待した。
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