
改装工事で「蓼科BASE」に生まれ変わる「プチホテル湖の美」=茅野市郊外の蓼科湖畔
長野県茅野市郊外の蓼科湖周辺で観光振興に携わる観光まちづくり会社「帰ってきた蓼科」(矢崎公二社長)は、新たな観光施設「蓼科BASE(ベース)」を道の駅「ビーナスライン蓼科湖」近くに開設する。「プチホテル湖の美」を改装。情報発信や交流のスペースを設けるほか、宿泊施設や温泉施設などを備え、来年3月1日にオープンする予定。7日、現地で起工式を行い着工した。
施設は既存の隣り合う木造造りと鉄筋造りの2棟を改装。2階(225平方メートル)に客室13室を設け、1階(356平方メートル)にテラスのある55席のレストランをはじめ談話スペース、大浴場などを整備する。
近くの蓼科観光協会観光案内所も移転。観光案内のほか周辺の道路、観光、気象情報も発信する。客室はツーリング客や家族連れに対応した1~6人部屋を用意。朝食も提供する。総工費は約2億5000万円(うち国の補助金約1億円)。
同観光協会によると、別荘利用者や観光・宿泊事業者からはこれまでに「レストラン・ショッピング場所の充実」や「そば以外の飲食店」が求められたほか、2020年に開業した道の駅の中心的な施設や冬期、荒天時に過ごせる場所の確保が課題になっていた。
新たな拠点施設を設けることで、同市の蓼科湖、白樺湖、北佐久郡立科町の女神湖の魅力を一体的に発信する「レイクリゾート構想」推進の一翼も担う。
プチホテル湖の美は蓼科湖が完成した1952年に開業。改修を重ねてきたが、経営者の高齢化に伴い営業を終了し、帰ってきた蓼科と賃貸借契約を結んだ。同社は蓼科湖畔に宿泊施設や焼き肉店など3店舗を委託営業、4軒目の蓼科BASEは初の直営店になる。
矢崎社長は「蓼科は北八ケ岳山麓の拠点。蓼科BASEはランドマークになる施設」とした上で、「2市町にまたがるレイクリゾートの素晴らしさも全国、世界に発信していきたい」と語った。
同観光協会の柳沢幸輝会長は、同施設は「幅広い年齢層の観光客や別荘利用者、地元住民の交流場所になる」とし、インバウンド(訪日客)も積極的に受け入れ、リピーター増につなげていきたいとしている。
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