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致道博物館特別展第5部 酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾 最終章スタート 鶴岡に住み続けた事績たどる

 鶴岡市の致道博物館で3日、旧庄内藩主酒井家の入部400年を記念した特別展第5部「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」が始まった。今年4月にスタートした5部編成の特別展の最終章として、幕末から明治・大正時代にかけての激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどっている。展示は12月25日まで。

 特別展は「前章」として幕末に庄内藩が担った江戸・品川の台場の守衛、西蝦夷地(北海道)の警護など幕府の鎖国見直しに伴う動乱に触れ、1章から7章に時系列で区切って戊辰戦争に至る庄内藩の動き、庄内の戊辰戦争と終結、松ケ岡開墾、維新以後に酒井家が手掛けたさまざまな事業を、約90点の歴史資料や写真資料などで紹介。日本の時代の大きな転換期にあって、時代の波に翻弄(ほんろう)されながら激しく揺れ動いた庄内藩と酒井家に焦点を当てた。

 庄内の戊辰戦争関連では、二番大隊長を担い秋田方面へ進軍した酒井玄蕃(げんば)が使用した大隊旗「破軍星旗(はぐんせいき)」を展示した。金箔(きんぱく)で北斗七星を配した縦約180センチ、横約120センチの旗で、玄蕃は新政府軍に「鬼玄蕃」と称されて恐れられ、破軍星旗を見ると敵軍は戦わずして逃げた、と伝わる。「およそ十余戦。皆ことごとく賊軍を撃破した。その時に用いた旗、これを子孫に遺す」と玄蕃が記した漢文の由緒書きがある旗袋も同時に展示されている。

 降伏後に取り組んだ松ケ岡開墾の大事業と西郷隆盛との関わりを示す歴史資料、西郷が開墾士へ贈った言葉「氣節凌霜天地知(きせつりょうそうてんちしる)」などを紹介。明治の「ワッパ騒動」や北海道開拓などにも触れた。期間限定の特別展示品として、酒井家の重宝で1986(昭和61)年に盗難に遭った太刀「見返り元重」を、鶴岡市出身の上林恒平刀匠(山形市)が入部400年に合わせて作刀した「見返り元重の写し」もある。

 同館の佐藤淳主任学芸員は「さまざまな考え、意見が交錯し、それぞれが信念を胸に行動した激変の複雑な時代を俯瞰(ふかん)できる展示内容とした」と話している。

「庄内の幕末維新」を中心に時代の転換期の庄内藩と酒井家を紹介する特別展

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