全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

すべて庄内産野菜の「リュテニッツァ」と遊佐特産「パプリカ」 ブルガリア全国紙1面で紹介

 すべて庄内産の野菜で作ったブルガリアの伝統ペースト「リュテニッツァ」と遊佐町特産のパプリカを紹介した記事が、ブルガリアの全国紙「ナショナルブルガリアン」に掲載された。長年、パプリカを栽培している高橋洸太さん(40)=遊佐町漆曽根=は「これを機会にブルガリアと遊佐町の交流が少しでも芽生えれば。紹介されてとてもうれしい」と話している。

 庄内バージョンの「リュテニッツァ」は、庄内産野菜にこだわり加工品開発を進めている三浦眞紀子さん(62)=鶴岡市大山一丁目、野菜みらい計画代表=が試行錯誤を重ねて作った。高橋さんが育てたパプリカを主原料に仕上げ、保存料などの添加物はいっさい使っていない。「とてもまろやかな味わい」「パンや肉料理、パスタとの相性がいい」と好評を得た。

 三浦さんが試作段階の「リュテニッツァ」を作った時、村山市に2年間、スポーツ交流員として就任したアントアネタ・ヴィターレさん(元ブルガリア新体操選手)に評価してもらったことがそもそものきっかけとなった。

 今年夏、東京都内で三浦さんがリュテニッツァを販売した時、ブルガリア大使館員が訪れ、三浦さんの商品と販売の様子をSNSで発信した。大使館経由でブルガリアの新聞社に情報が届き、記者がアントアネタさん(現在はブルガリア・プロブディフ市在住)を取材。いきさつを確かめるなどして三浦さんのリュテニッツァと遊佐町特産のパプリカに関する記事を一面カラーで紹介した。

 記事には「日本の女性・ミウラマキコさんがアントアネタさんの試食評価を受けて遊佐町特産のパプリカを使った体に優しいリュテニッツァを完成させた。欧州に数あるペーストの中でブルガリアの伝統食が日本で商品化されたことはうれしい限り。本場と変わらないおいしさだ」と絶賛している。

 遊佐町についても「日本国内で有数の生産量を誇るパプリカの主産地。遊佐町の姉妹都市であるハンガリー・ソルノク市からパプリカの種を分けてもらい、農家が栽培を始めた」と歴史的な背景を伝えている。掲載紙はブルガリア大使館を通じて三浦さんに届いた。

 三浦さんは「パプリカ生産の高橋さんをはじめ、庄内には品質の高い野菜を一生懸命作っている農家がたくさんいる。これからも、そうした野菜を使った加工品を作って全国に発信したい」と笑顔を見せた。

ブルガリアの全国紙「ナショナルブルガリアン」の1面カラー(左側)で紹介された掲載紙を持つ高橋さんと三浦さん

関連記事

紀伊民報社

地域の名産を目指して 「てまり家」のカレーせんべい

 和歌山県田辺市上秋津の卸売業者「てまり家」(熊本幸夫社長)は、地域を盛り上げようと新土産「チンチーンカレーせんべい」の販売を始めた。  同社は梅の卸売りなどを手がけており、今回の商品は「お客さ...

荘内日報社

摩耶山「しぼりたて」「にごり酒」 温海16店で限定販売 新酒発表会〝左党〟集う

 鶴岡市温海地域の越沢地区に湧き出る郷清水(ごうしみず)で栽培された「はえぬき」で仕込んだ摩耶山ブランドの新酒「しぼりたて」と「にごり酒」が出来上がった。20日から温海地域の酒店(16店舗)で限定販売...

みちびきの高精度測位で植栽省力化 幕別・大坂林業が内閣官房の「イチBiz..

 内閣官房が主催する、地理空間情報を活用したビジネスアイデアコンテスト「イチBizアワード」で、大坂林業(幕別町、松村幹了代表)が2025年度の最優秀賞に選ばれた。同社は日本が運用する測位衛星「み...

宇部日報社

65年前の写真で見る発掘調査、学びの森くすのき、市内の遺跡に焦点【宇部】

 宇部市船木の学びの森くすのきで「昭和の写真で見る宇部の遺跡-宇部市の発掘調査の歴史」展が開かれている。1960年代に市内で行われた遺跡の発掘作業の様子などを、当時の貴重な写真でより深く知るこ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク