地酒「十勝晴れ」一貫生産体制に 帯広畜大・碧雲蔵で醸造開始
十勝酒文化再現プロジェクト(事務局・帯広信用金庫)が進める地酒「十勝晴れ」について、新米を使った醸造作業が28日、帯広畜産大内の酒蔵「碧雲(へきうん)蔵」で始まった。今年は事業開始以来初めて、生産から醸造まで十勝で完結する体制となり、作り手らも張り切っている。

初めて取り扱う音更町産酒米のため、的確な時間を探りながら浸漬作業などを行う若山杜氏(右)ら
同プロジェクトは地酒の復活を目的に2010年、産学官金などが連携してスタート。以来、原料の酒米は音更町十勝川温泉の農家白木祐一さん(77)が栽培で協力、小樽の酒蔵まで米と水を運んで、醸造していた。
ただ、今シーズン限りで白木さんが高齢化のため引退し、醸造先を変更することを同時発表。碧雲蔵は上川大雪酒造(上川管内上川町)が地元企業らと20年に建設した全国初の大学内酒蔵で、各種コンクールでも入賞する実力を持つ。
この日は、入荷したての音更産酒米「彗星(すいせい)」40キロ分について、ぬかなど不純物を取り除く洗米や米に水分を含ませる浸漬(しんせき)作業を行った。同蔵の杜氏(とうじ)若山健一郎さん(51)の指示で、職人らは真剣な表情で浸漬時間を調整するなどしていた。
初回の出荷分として2000リットルタンク4本分を醸造するため、今後、こうじ造りや発酵作業などを繰り返す。若山さんは「十勝の米は初めて取り扱うが、素直ないい米。十勝の皆さんに親しんでもらえる地酒に仕上げたい」と話した。
「十勝晴れ」は12月上旬から販売を予定している。
関連記事
献血バスも大雪で苦戦 中止や遅れで2月1割減 赤十字血液センター帯広
2月の大雪は献血バスの運行にも影響を及ぼした。3月は転勤や進学などで輸血用血液が不足する時期。北海道赤十字血液センター帯広出張所(帯広市東7南9、鈴木清晃所長)では日程を増やしたり、キャンペ...
迫真の演技で観客魅了 奄美大島の龍郷町で青少年ミュージカル
西郷隆盛と愛加那の長男・菊次郎の人生を描いた青少年ミュージカル「KIKUJIRO」(同実行委員会など主催)の2024年度公演が15日夜、鹿児島県奄美大島の龍郷町のりゅうゆう館であった。主に町内...
豊橋駅にディズニー新幹線到着
ディズニーのキャラクターデザインをあしらった東海道新幹線「ワンダフル・ドリームズ・シンカンセン」が運行中だ。14日夕、豊橋駅のホームにお目見えした。 「東京ディズニーシー」に昨年オープン...
開業6周年でイベント 下地島空港ターミナル 出店、舞台盛況 SAMCO
下地島エアポートマネジメント(SAMCO、鶴見弘一社長)は15日、運営するみやこ下地島空港ターミナルの開業6周年記念イベント(共催・しもじ島そらの協力会)を開催した。航空会社や関連団体によるPRブ...