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独特の世界観で観客魅了 与論島の劇団「野生の島人」

独特の世界観で観客を魅了した公演「波打ち際の島人たち」=23日、鹿児島県与論町

 鹿児島県・与論島の島民らでつくる劇団「野生の島人」の沖縄復帰50周年記念公演「波打ち際の島人たち」が23日、与論町の砂美地来館であった。地元の劇団員がダンスや三線、さまざまな楽器を使い、独特の世界観で観客を魅了した。

 同劇団は2019年に発足した。与論島の精神世界を舞台芸術で表現しようと、劇団代表の沖隆寿さん(同町)を中心に毎年公演。文化庁の「戦略的芸術文化創造推進事業」を活用し、演出家の小池博史さんから演技指導を受けている。

 「波打ち際の島人たち」は与論の自然や始まりを題材にした物語。沖代表は「与論らしさとは野生っぽさだと思っている。先祖が人だけではなく動物、植物だと見られていた時代が事実としてはないかもしれないが、この島にはあるかもしれない。そういう世界を舞台芸術で呼び起こし、僕らがもっと豊かになれるあすを目指して活動している」とあいさつした。

 小池さんは「最初は何もないところから始まったが、かなり成長してきた。舞台は与論島の歴史が入り、大きなオリジナリティーを持った」と話した。

 29~30日は、徳之島町の徳之島文化会館で、徳之島の劇団との合同演劇祭が開催される。

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