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ヤマネコ事故100件目うち92頭死 21年以降8件、急増 78年統計開始以来

交通事故で死んだイリオモテヤマネコ。2021年以降、急増している=25日夜、高那地区(通報者提供)

 今年に入ってから3件目となるイリオモテヤマネコの交通事故死が竹富町西表で発生した。交通事故で死んだ同個体はメスの成獣で、25日午後9時55分ごろ西表高那地区の県道上で通行人により発見された。イリオモテヤマネコの交通事故は統計を取り始めた1978年から100件目となり、うち92頭が死んでいる。

 イリオモテヤマネコの交通事故は2020年はゼロ件だったが、21年が5件と急増。今年に入ってからは3件目の交通事故となり、計8件全てで死んでいる。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で人の往来が減ったことなどから2019年12月11日から21年4月20日まで496日間、交通事故は起きていなかった。

 事故死した個体は、メスの成獣で、体重3.4㌔、頭胴長56㌢(全長78.7㌢)。発見者から連絡を受けた西表野生生物保護センターの職員が中央線付近にあった死体を回収した。

 同センターで計測、1次検査などを行い、今後は専門家による詳しい死因究明で病理検査、寄生虫検査等を実施するため、鹿児島大学共同獣医学部獣医学科に搬送する。

 同センターでは、収集している目撃情報に基づき移動式の注意看板を設置するなど注意喚起をしており「これからの時期はヤマネコの行動が活発になる。また、成長した子ネコの行動範囲が広がり事故が起こりやすくなる。看板設置場所付近や夜間は特に注意してほしい」と呼び掛けるとともに、事故に遭遇した場合は速やかに24時間対応の同センター(0980-85―5581)へ連絡するよう協力を求めている。

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