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北海道高校生平和大使10周年記念事業「被爆ピアノコンサート」が21日、苫小牧市文化交流センター(アイビープラザ)で開かれた。1945年8月6日の広島への原爆投下で被爆し、再生された「被爆ピアノ」の演奏をはじめ、詩の朗読や演劇、対談などを展開。訪れた市民100人以上に戦争や核兵器の愚かさ、平和の尊さを伝えた。

被爆ピアノを演奏する豊口さん(左)とボーカリストの髙野さん

 核兵器廃絶と若い世代に平和を継承する「高校生平和大使」の高校生らが中心になって企画し、連合北海道などが支援。北海道では平和大使を2013年から国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)に派遣しており、10年の節目にちなんで道内4カ所で同コンサートを企画した。髙野

 ジャズピアニスト豊口健さんの演奏とジャズボーカリスト髙野雅絵さんの歌で、「さとうきび畑」や「ハナミズキ」など平和に願いを込めた楽曲を披露したほか、高校生による詩の朗読や演劇も繰り広げ、コンサートのテーマ「あなたにとって平和とは」を会場に問い掛けた。

 被爆ピアノを再生した被爆二世の調律師矢川光則さんも平和大使の高校生らと対談。矢川さんは「被爆者からの切なる願いを、世界共通言語の音楽で伝えることができる」とピアノに込めた思いを語り、「核兵器は絶対悪。地球上からなくさなければ」と訴えた。

 今年の大使で登別明日中等教育学校5年の猪俣愛紗美さん=苫小牧市在住=は「被爆者が必死に伝えてきた平和への思いをつなげていく。戦争は他人ごとではないということを訴えたい」と決意を新たにしていた。

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