「バスケの街」応援自販機 能代市役所に設置
能代市役所にバスケの街応援自販機を設置
能代市役所1階の売店前に20日、「バスケの街能代」を応援する自販機が設置された。市地域おこし協力隊バスケの街づくり担当の千勝数馬さんが企画。売り上げの一部がバスケの街の支援に役立てられるもので、千勝さんは「誰でも手軽に支援に協力することができるので、ぜひ活用してほしい」と話している。
能代科学技術高バスケットボール部をはじめ、バスケの年間の活動には多額の費用が掛かるが、これまでは市民が支援するシステムがなかったことから、千勝さんは応援自販機の設置を企画。ダイドードリンコ東北営業部の協力を得て設置することとした。契約主は市役所職員組合。
自販機の売上手数料の一部が支援金に充てられ、支援金は千勝さんが代表を務める一般社団法人KIMNITYに振り込まれ、主に全国レベルの大会への遠征費として団体に贈呈する形とする。
20日に市役所で自販機の設置作業が行われた。自販機の下部は体育館の床とバスケコートをイメージしたデザインでドリブルをする選手のシルエットが描かれ、側面にはシュートをする選手のシルエットや「『バスケの街能代』はバスケットでみんなが元気になれる街を目指しています」というメッセージが描かれている。飲料の種類は30種類で、設置完了後、早速千勝さんや市役所職員が購入していた。
ダイドードリンコ東北営業部盛岡オフィス秋田駐在アシスタントマネジャーで、能代工高バスケ部OBの高橋元樹さんは「自販機で飲料を購入するだけで応援することができるので、多くの方々に利用してほしい」と話した。
千勝さんによると、今後は市内各所にバスケの街応援自販機を設置する予定という。
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