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北羽新報社

能代山本の小中学校で「なべっこ」 食欲の秋を満喫

出来たての鍋料理を頬張り、中学校生活の思い出をつくった生徒たち(能代市の風の松原で)

 能代山本の小中学校で、秋の恒例行事「なべっこ」が行われている。爽やかな秋空の下、児童生徒らは同級生らとおいしい鍋料理を作ったり食べたりして学校生活の思い出の1ページを刻んだ。
 なべっこ遠足は、少人数の班に分かれて屋外などで鍋料理を作って食べる本県の特色ある学校行事の一つ。能代山本ではマラソン大会や運動会(体育祭)といった行事に合わせて行う小中学校が多い。
 能代市能代一中(佐藤克校長、生徒191人)の「全校なべっこ」は19日、同市の風の松原で行われた。初めて体験する生徒が多く、和気あいあいと鍋を作ったり、食べたりする光景が広がった。
 同校の全校なべっこは、毎年9月の体育祭終了後に行う恒例行事だったが、天候や新型コロナウイルスなどの影響で平成28年度を最後に途絶えていた。佐藤校長によると、「なべっこは、生徒の集団力、コミュニケーション力を養える大切な行事」と考え、新型ウイルス感染防止策を講じた上で〝復活〟を決めたという。
 爽やかな秋空が広がったこの日、生徒たちは学年ごとの小グループに分かれ、きりたんぽ鍋や寄せ鍋、キムチ鍋、豚汁、カレーうどんなどさまざまな料理づくりに取り掛かった。手分けして具材を切ったり、煮込んだりして1時間ほどで完成。生徒たちは協力して作った料理を頬張り、満足そうな表情を浮かべていた。
 初めてなべっこを体験した成田祈流君(3年)は「班のみんなで協力して作った鍋はすごくおいしかったし、楽しかった」と話した。
 なべっこに先立ち、生徒たちは松原の「トリムランニングコース」(全長2㌔)で、松原と同校をテーマにしたクイズを解くウオークラリーと、ごみ拾いに取り組んだ。

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