1000人のランナー〝港都〟力走 3年ぶり酒田つや姫ハーフマラソン
第11回「湊酒田つや姫ハーフマラソン大会」が16日、酒田市光ケ丘陸上競技場をスタート・ゴールする2種目で行われ、全国から出場した1000人余のランナーがやわらかな秋の日差しの下、中心市街地や酒田北港などを通るコースを力走した。

ランナーが健脚を競った湊酒田つや姫ハーフマラソン
同市出身で本県初の五輪選手(マラソン競技)となった茂木善作翁(1893―1974年)を記念した茂木杯ハーフマラソンと、酒田砂丘マラソンを統合し、2012年から毎年この時期に開催している。コロナ禍の影響で3年ぶりとなった今大会は、感染拡大防止の観点から参加を18歳以上の一般のみに限定。全国各地からハーフに653人、10㌔に412人がエントリーした他、ゲストランナーとしてタレントの野々村真さんを招いた。
スタート地点となった同競技場東側の国道112号では、野々村さんが「3年ぶりの大会。皆さん頑張って」とランナーを激励、一緒に勝どきを上げた。荘司敏博酒田市陸上競技協会長の号砲で9時50分にハーフの部がスタート。ランナーは、沿道に詰め掛けた大勢の市民らによる拍手の鼓舞を受け、それぞれのペースで力走していた。
インターネットエントリーサイト「ランネット」で同大会は2019年、スタッフの対応やコース設定の在り方などの総合評価が全国の10月開催の大会で「1位」となるなど高い評価を得ている。今大会でもコース沿道15カ所に給水所を設け、シャインマスカットや飲み物を提供、約250人ものボランティアスタッフが運営を支えた。
関連記事
激戦和歌山へ応援続々 石破首相ら党首クラス 参院選
参院選の公示から1週間。和歌山選挙区では1議席を巡る新顔7人の争いが、激しさを増している。全国に32ある「1人区」は、選挙戦全体の勝敗の鍵を握るとされる。和歌山には、各党のトップや幹部が各陣営...
豚丼全国へギフト開発 帯広物産協と会員2社
帯広物産協会が進める「100年豚丼プロジェクト」が新たな展開を見せている。全国に向け、豚丼の魅力を発信しようと、会員企業と連携し、ギフト用に本格的な豚丼セットを開発した。中元シーズンに合わせ売り...
プロゴルファー生源寺選手が母校・竜王中で講演 「向上心や探究心を大切に」..
赤崎小、竜王中出身のプロゴルファー、生源寺龍憲選手(27)が9日、同中で講演した。母校の後輩に当たる児童・生徒224人を前に、中学時代を振り返りながらプロ生活について語り、夢や目標に向かって意欲...
イガイ「エゲ」「イゲ」はうまい!! 豊富に採れる庄内浜 “夏限定”でないをアピ..
みそ汁にするとおいしい庄内浜の「イガイ」をアピールする取り組みが始まった。県漁協、県水産研究所、鶴岡市、磯見漁師、飲食店がタッグを組み消費拡大を目指す。 イガイは水深5~7メートルの岩に付...