全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

歌掛け合いにぎやかに 奄美大島 佐仁集落で八月踊り

地域住民が活気あふれる舞を繰り広げた佐仁集落の八月踊り=15日、鹿児島県奄美市笠利町

 鹿児島県奄美市笠利町の佐仁集落で15日、八月踊りが行われた。同集落では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アラセツ・シバサシ行事が3年連続中止に。7日に奄美大島内の新型コロナ警戒レベルが4から3に引き下げられたことを受け、継承活動の一環として八月踊りを実施した。集落内の三差路には地域住民たち約90人が輪をつくり、男女が歌を掛け合いながらにぎやかに交流を広げた。

 佐仁集落の八月踊りは県指定の無形民俗文化財。独自の八月踊り歌25曲が継承されている。毎月2回の練習は新型コロナ下で一時中断していたが、今月から再開。例年は集落内で1区と2区に分かれて八月踊りを行うが、今回は両区合同で実施した。

 「祝い付け」「さんだまけまけ」でスタート。年長者らの歌い出しに続き、地域住民が一体となって佐仁伝統の踊りを繰り広げた。子どもたちもチヂン(太鼓)のリズムに合わせて元気よく舞い、最後は活気あふれる六調で盛り上がった。

 佐仁小学校の児童は「歌いながら踊っている大人たちがかっこいい。手足を動かすのが難しいけど楽しかった」と笑顔。2区の南豊志区長(63)は「継承活動が再開したことをきっかけに、子どもたちが八月踊りに親しんでもらう環境づくりとして実施した。佐仁の伝統をつないでいきたい」と力を込めた。

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク