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美しい歌声で生徒ら魅了 平田まりなさん、母校で講演 金久中芸術鑑賞会

平田さんの演奏に合わせて、元気よく六調を踊る生徒ら=8日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の金久中学校(窪田智司校長、生徒325人)体育館で8日、芸術鑑賞会があった。講師は同校の卒業生で唄者の平田まりなさん(26)。奄美の文化などについて語りながら島唄を披露し、美しい歌声で生徒らを魅了した。

 芸術鑑賞会は、生徒たちに芸術の良さを知ってもらおうと同校が3年に1回実施している行事。新型コロナウイルス感染拡大防止のため体育館での集会を制限していたが、久しぶりに全生徒が一堂に集まった。

 平田さんはまず、自身の生い立ちや島唄を始めたきっかけなどについて語り、あいさつ歌の「朝花節」を披露。続いて同市笠利町に伝わる手遊び歌「うんにゃだる」や「行きゅんにゃ加那」などを伸びやかに歌った。鑑賞会には、平田さんと交流がある和楽器奏者の吉井盛悟さん(41)もゲスト出演。胡弓を演奏し繊細な音色を響かせた。

 最後は全員で輪になり、奄美の踊りを体験。生徒らは三味線やチヂン(太鼓)のリズムに合わせて、八月踊りの「祝い付け」や「ワイド節」、「六調」「天草」で活気あふれる踊りを繰り広げた。

 生徒会文化部部長の中江太宥さん(3年)は「最後の踊りがとても楽しかった。胡弓という楽器も初めて知り、音色に感動した」と笑顔で話した。

 平田さんは「八月踊りなどに触れる機会が少ない名瀬の子どもたちにも、島の歌や踊りに親しんでもらえた。先輩として貢献できてうれしい。これからも『島さばくり』を頑張っていきたい」と力を込めた。

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